商品説明
**2024年春にレフトハンドモデルの製造がスタートした Bizen Works の取り扱いを開始いたします。
ZEMAITIS Custom Shop のマスタービルダー兼工場長を努めた 坂本行宏 氏が2016年に立ち上げた Bizen Works(ビゼン・ワークス)は、国内でも数少ない“セットネック・ギター”を専門に製造する新進気鋭のブランドです。
坂本氏のルーツでもある50sスタイルのギターを妥協なきマテリアルと製法で具現化した「BURNED (バーンド)」シリーズは、ヴィンテージ・フィールを色濃く反映しつつ、現代ギターならではのスペックを積極的に取り入れ、立ち上がりの速さと、解像度の高いサウンドを持ち味としたラインナップです。
ボディ・バックは1ピースのホンジュラスマホガニー、トップにカーリーメイプルを使用。杢目のバランスや仕上がりの風合いをイメージして厳選されたトップ材は、多くの50sレスポールと同じくフリッチマッチで張り合わせ、高精度のNC加工と手作業によって趣のある美しいカーヴィングを作り出しています。バック面にはフィット感を高める大胆なコンター/ヒールカットが施されています。
塗装は、経年による鈍い光沢感・適度な使用感を再現した独自ブレンドのニトロセルロースラッカー・フィニッシュ。赤味が褪色したサンバーストはじつにリアル。完成したばかりのギターですが、長い年月を経てきたかのような堂々たる風格は眺めているだけでも飽きません。
ネックはホンジュラスマホガニー、指板はマダガスカルローズウッド。ボディとネックは、ニカワ(ハイドグルー)を用いてボックスジョイントで接合し、オリジナルを踏襲する305R、17°ヘッド角、チューブレス トラスロッドを採用しています。ネックシェイプは、坂本氏が所有する50年代LP Jrのグリップをアレンジした緩やかなVシェイプ。スケールは625mm。
ブリッジ、ペグはGOTOH製。PUカバーを含むハードウェアには楽器の雰囲気に合わせてライトエイジド加工が施されています。太さを従来品の20%upさせたアンカー、長さを30%延長し、素材をブラスから鉄に変更した特注スタッドも特筆。外見からは確認できないニッチな部分ではありますが、細部にまで拘り抜くことで Bizen Works ならではの “立ち上がりの速さ、高い解像度”を生み出していると云えます。
オールドPAFに使用されていたラフキャスト仕様のロングマグネットを用いたオリジナルハムバッカーは、リアにアルニコ2、フロントにアルニコ5を使用。リア側に出力を抑えたモデルを配しているのもBURNEDシリーズならでは。ポットはレフティギタリストが扱いやすいCカーブ(CTS製500kΩショート・シャフト)をセレクト。使用するポットはすべて抵抗値を計測し、ピックアップや個体の個性に合わせて選定を行っています。キャパシタターは全モデル共通でDEL RITMO製Black Candy(0.022uf)。
ピッキング、ボリュームやトーンに対する追従性が極めて高く、ギター側のコントロールだけでも豊かな表現が可能です。ピッキング、ボリュームやトーンに対する追従性が極めて高く、ギター側のコントロールだけでも豊かな表現が可能です。