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ブルースハープ(10穴ハーモニカ/10 Holes)とは
『ブルースハープ』とは、もともとHOHNER(ホーナー)社製の人気モデルの名称であり、10個の穴があることから10穴ハーモニカもしくはテンホールズ(10 Holes)がより正確な名称です。
ポケットの中に入れて持ち運びができるくらい小さく、安価なものでは1本1,000円程、人気モデルの価格帯は3,000円台と比較的購入しやすい手ごろな楽器です
伝統的なブルースを演奏するのであればベンディングなどのテクニックが必要となりますが、様々な場面で幅広い活用があり奏者のセンスによって印象が大きく変わる奥の深い楽器と言えます。
1. ボディの種類
・木製ボディ : 自然で明るい味のある音色でブルースやカントリーに適しています。
・樹脂ボディ : やわらかい音色で密閉度が高くベンドも比較的容易で初心者におすすめ。
・メタルボディ : 響きが良く、やや金属的で張りのある音が特徴です。
2. ハーモニカのキー(調子)
ダイアトニック(全音階)である10穴ハーモニカには基本的に12のキー(G/A♭/A/B♭/B/C/D♭/D/E♭/E/F/F♯)があります。
これらのキーは音の高さの違いで、G調が最も音が低くF♯調が最も音が高くチューニングされています。
(特殊キーで[High-G]や[Low-F]などを展開しているモデルもあります)
特に欲しいキーが決まっていない場合は、中間のキーで吹きやすいC調を選ぶと良いでしょう。
※教則本のほとんどがC調を想定して書かれています。
3. ポジションについて
10穴ハーモニカはそれぞれにキー(調子)が決まっていますが、いくつかの調子を演奏することができます。
このような調子の使い分けをこれをポジション奏法と呼び、以下の3つがあります。
・1st position / ファースト・ポジション : 楽曲と同じキー(調子)のハーモニカを使用(主にメロディを吹くとき)
・2nd position / セカンド・ポジション : 楽曲の完全4度上のハーモニカを使用(主にブルース系に楽曲で使うと効果的)
・3rd position / サード・ポジション : 楽曲の長2度下のハーモニカを使用(主にマイナーの楽曲で使用する)