世界最古のギター・メーカーの1つ「Epiphone(エピフォン)」。その歴史は古く、1870年代にバイオリンやリュート、マンドリンを製造していたニューヨークの工房が1928年に社名をEpiphoneとし、ギター製作をスタートさせたのが起源と言われています。1957年にGibson社の傘下となった後もCASINOやWilshireなどのオリジナルモデルを世に送り出し、80年代以降はギブソン製品のエントリー向けモデルを数多くラインナップしています。

なかでも、1961年に登場した「CASINO(カジノ)」は、数あるEpiphoneオリジナルラインナップのなかで最も有名であり、今もなお世界中のミュージシャンを魅了し続けるギターのひとつとです。

その魅力は、薄胴フルホロウ・ボディの軽快な鳴りとシングルコイルが織りなす、ウォームでありながら1音1音の粒がしっかりと主張する味わい深いサウンドにあります。

ボディ材にはメイプル、ネック材にマホガニーを使用。内部にセンターブロックを持たないフルアコースティック構造を採用しており、非常に軽量です。金属カバーのP90ドッグイヤーも本機には欠かせないファクターとなっております。