カバープレート・マウスピース

カバーとマウスピースは一体型となっており、プラスティックでできています。一体型のためエアロスが少なく、レスポンスがいいです。
背面のカバープレートとボディの間の開口部は大きく設計されており、反響させた音を大きく出すことができます。

ボディ

プラスティックボディで気密性が高いです。< br />
硬い素材なので、音色はクリアで軽い印象です。

マウスピース

マウスピースは丸穴、スライドはロングストローク（クロス配列）です。マウスピースの形状は半月型（横から見たときの形）です。吹き口は少しテーパードしており、唇にフィットしています。

吹き心地

少ない息量でも大きな音が出しやすいです。レスポンスが速く、吸い付くように音がでます。音質はかたい感じで、広がりのある音色です。

谷口楽器スタッフが、中国のEAST TOP社の工場を視察しました。

クロマチックハーモニカができる工程を皆様にも簡単にご紹介したいと思います。

リードプレート型抜き

まず最初の工程として、リードプレートを型抜きします。この工程は全自動の機械が行います。

リード型抜き

ハーモニカの心臓部である発音体のリードを型抜きしています。

リード取り付け

リードをリードプレートにリベット打ちをします。少しでもズレると音が鳴らなくなるため、集中力が特に必要とされます。

リードプレート調律

リードプレートの状態で一度調律・調整を行います。

バルブ貼り

空気の流れをコントロールするためのバルブを貼っていきます。手作業で接着剤を付けて張り付けていきます。このバルブがないと、息が漏れてしまいます。

マウスピース組み立て

マウスピース部分を手作業で組み立てます。きちんと組み立てられていないとレバーが動きません。

最終調律

クロマチックハーモニカが組みあがったら、最終調律を行います。最終調律が終わりましたら、カバーを付けて完成です。

工程のかなりの部分が手作業で、一本一本丁寧に作られていました。中国のトップメーカーということもあり、品質には自信があるようです。工場で出来上がった楽器はそのまま直接当店まで運ばれます。到着した楽器は当店で入念に検品・調整をおこなってから店頭に並びます。

送料600円

※沖縄・一部離島を除く（該当する地域にお住まいの方には折り返しご連絡致します）