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クロマチックハーモニカとは
クロマチックとは、「半音階」を意味します。
クロマチックハーモニカの横にレバーがあり、このレバーを押すことで半音上の音が出ます。
複音ハーモニカやブルースハープは、この半音階を出すことができないので、
曲によっては違う音階のハーモニカを持ち替えて演奏することになりますが、
クロマチックハーモニカは一本だけで全ての音階を演奏できるのです。
クロマチックハーモニカは、穴が12個あるものや16個のものなど種類がありますが、半音階を含めると、
4個の穴で1オクターブの音を出せるため、
12穴で3オクターブ、16穴なら4オクターブの音を出すことができます。
穴の数によっては、ギターやバイオリンよりも広い音域を出せ、音楽のジャンルを問わず、
どんな曲でもクロマチックハーモニカが1本あれば、演奏できてしまうのです。