CalJa CJT-60DB Lefty (Lake Placid Blue)

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726,000円(税込)

日米ビルダーがタッグを組んだコラボギターブランド“CalJa(カルジャ)”

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発送目安:3~4日後

商品説明

 日米の職人がタッグを組み、それぞれの得意分野を最大限に活かして製作されるコラボレーションギター CalJa(カルジャ)初のレフトハンドモデルが入荷しました。

本ブランドのギターは、材料の調達から塗装までをエレキギター産業の本場であるアメリカで行い、組み込みを国内屈指のギター工房P.G.M.で行うことで完成します。

アメリカでの作業は、エイジドギターのスペシャル・ブランドLsL Instruments、Shabat Guitarsで経験を積んだビルダーRobie Canlas氏が担当。

ボディ材は完成重量が3kg前後になるものを選定。ネックのメイプルはクオーターソーン(柾目材)を使用。塗装には50年代当時のニトロセルロース・ラッカーと同等の塗料を採用。名だたるギターカンパニーが拠点を置くカリフォルニアの乾燥した土地で行う加工と塗装が、アメリカの空気感を内包する独特の風合いを作り出しており、枯れたサウンドにも大きく貢献しています。

エレクトロニクスも最良のものをセレクト。ピックアップはヴィンテージ・リプレイスメントの最高峰ThroBak、アッセンブリーにEmerson Custom オイルペーパー・キャパシター、レフティギタリスト向けにCカーブポットを採用。

この厳選されたコンポーネントを組み上げるのは P.G.Mのマスタービルダー 吉田恵一 氏。

プレーヤー目線に立った巧みなセットアップによって、素材のポテンシャルを引き出した至極のトーンと、現代のギターならではの演奏性を高次元で両立。“ヴィンテージ”と“モダン” という相反する要素を、これほどまで高いレベルで融合したプロダクトは類い稀と云えるのではないでしょうか。月並みの表現ではありますが、手にした瞬間にこの言葉の意味を実感いただけると思います。

また、ダブルバウンド仕様の60sTLタイプはレフトハンドモデルでも希少かと思います。本機が気になった方は、コンポーネントの詳細も是非チェックしてみてください。

Body: Alder (Double Bound)
Neck: Quarter Sawn Maple
Scale: 25.5”
Nut width:41mm
Fingerboard: Rosewood
Radius: 9.5”
Bridge: Advanced Plate Tele Bridge
Saddle: Montreux Compensated Steel Tele
Tuners: Kluson Deluxe
Pickups: ThroBak T-59MXV
Control: 1Vol, 1Tone, 3way Selector
Case: Gig Bag
Lake Placid Blue (2.96kg)

▼ボディ
ダブル・バインディングが印象的な60sカスタムTLボディは、一般的なテレキャスターよりも3mm程薄い 41mm厚を採用。ヴィンテージで稀に見られるレア個体を再現したちょっとマニアックな仕様になっております。

アルダー材は完成重量が3kg前後になるものを厳選。今回 3TS (3.22kg)、LPB (2.96kg)、SWG (3.04kg) の3本が入荷いたしましたが、いずれの個体も軽量で抱き心地のバランスも良く、軽快に響きます。

▼ネック
CalJaのサウンドを生み出す重要なファクターのひとつ、クォーターソーン・メイプル(柾目材)ネック。グリップはやや丸みと厚みを持たせたCシェイプ。頼もしく武骨でありながら太さを感じさせないシェイプは、弾きごたえのあるワイルドなトーンにも影響していると云えます。ナット幅は41mm。フィンガーボードはスラブボードのローズウッドを採用。

▼ピックアップ
50年代後期のサウンドを再現したThroBak T-59 MXVを搭載。仕様変更過渡期の1959年中期テレキャスターは、パワフルなロックギターのトーンとして知られており、本機のスペック(アルダー・ボディ&ローズウッド指板)にベストなチョイスとなっております。コード感を強調しやすいように設計されたスタッガードポールピースもレフティギター用に微調整を行っているとのこと。

▼アッセンブリー
CTS製のポットにはレフティギタリストが扱いやすいCカーブを使用。軽いトルクでボリューム操作の繊細なタッチコントロールが行えます。ギターサウンドのおいしい帯域を維持しながら高音域をカットするEmerson Custom オイルペーパー・キャパシターは、今まで以上に"トーンを絞る"という表現力を与えてくれるでしょう。

▼ハードウェア
USAアドヴァンス社のブリッジプレートに、イントネーションの精度を高めるオフセットタイプのスチール・サドルをインストール。良好なイントネーションと、9.5インチの指板ラジアスを活かしたロー・アクションセッティングを実現。ペグはベーシック・ギターチューナーの生みの親 KLUSON Deluxeを採用しています。
Robie Canlas
フィリピン・マニラ生まれ。2000年に米国へ渡り、LsL Instrumentsに入社。 弦楽器製作の経験はゼロだったが、新しいスキルの習得に驚くべき才能を発揮し、エイジド・ギターの製作技術を熱心に研究する。 数年後、Shabat Guitarsに入社。その後、Tom Anderson、Ibaneaz Custom Shop、Fender Custom Shop等、複数の企業と連携した業務を担っている。

吉田 恵一
1958年 新潟生まれ。20代前半より所沢の楽器店に勤務しながら独学でギターの組み込みを学ぶ。1981年、乳井和彦 率いるP.G.M.に入社。以来、約40年にわたり第一線で楽器製作を行う。飽くなき探究心と妥協の無い楽器製作を信条とするスタンスは 多くのミュージシャンに支持されている。

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