**ホースチェスナット(トップ)×ローズウッド(ネック) を採用したカスタムモデル。

　現代ハイエドギターの定番スペックと云えるフラットな指板や、ステンレス製フレットをいち早く取り入れ、常にミュージシャンの声を聞きながら製品をアップデートし続けてきたdragonfly。

ダブルカッタウェイとシングルカッタウェイの中間的なボディシェイプが特徴のMAROON(マローン)は、ジョイント方式、ボディ構造、様々なPUや材の組み合わせにより、サウンドの方向性をプレイヤーの好みにカスタマイズできるオールラウンドなモデルです。

本機はエルボーカットが入ったソリッド・ボディに、648mmスケールのボルトオン・ネック、フィックスド・ブリッジを採用した1本です。

マテリアルには、ハリーズエンジニアリング代表 戸谷氏がハンドセレクトした ライト・アッシュ+フィギュアド・ホースチェスナット(トチ)ボディ、ローズウッド・ネック)を使用。既存のギターにはない大胆かつマニアックなスペックとなっております!!

一般的なメイプルに比べて硬質なローズウッド・ネックは、タイトな低音、メリハリのある分離感、サスティーンが持ち味で、ハイゲインでも粒立ちが良く、トーンの“芯”を損なうことなくアウトプットします。スケールは648mm、パーフェロー指板にはクライオ処理を施したステンレス・フレット(HYBRID-2#214)を標準装備。

トーン・コントロールには、高域カットと低域カットを1つのノブで行うことがでる“Hi/Low Pass”を搭載。コイル・タップと組み合わせることで低音域をさらにスッキリさせるこができ、手元の操作のみでハイゲインからクランチまでをシームレスにカバーできる柔軟性を持っています。dragonfly製品のほとんどのギターに採用されるこのコントロールは、使用機材やステージの音響に合わせてフレキシブルに音作りを行いたいミュージシャンの声を具現化したエレクトロニクスと云えます。

国内外の希少材を積極的に取り入れることで知られる同ブランドですが、ここまで斬新なスペックのギター製作は稀!!常に新しい挑戦を続けるハリーズエンジニアリングのクリエイティブさ、戸谷氏のセンスが光るワンオフモデルとなっております。