商品説明
岐阜県の個人工房でオリジナリティ溢れるハンドメイドギターを製作するMary Guitars(メアリーギターズ)。こちらのDisco(ディスコ)は、本ブランドのデザイン・設計・製作を手掛ける丸井 優希 氏が、エレクトリックギターという楽器を独自の感性で表現した ひとつの“作品”とも呼べるモデルです。
曲線美を活かしたボディ・シェイプは、抱えた際の収まりが良く、個性的なルックスと演奏性のバランスを見事に両立。オーソドックスなギターデザインに捕らわれないボディやヘッドのフォルムは、画家の祖父、デザイナーの父の影響を受け、幼い頃から絵を描くことを生活の一部としていたルシアーのバックボーンを体現したデザインと云えます。
本機はアルダーボディ、メイプルネック、ローズウッド指板に、TLスタイルのアッセンブリをフィーチュアした個体となっており、Discoならではのサウンドを余すことなく堪能できる1本となっております。
ネックの仕様は25インチスケール、スリムな41mmナット、約8.2〜11インチのコンパウンドラディアスを基本に、独特のテンション感を生み出す角度付きヘッドを採用。デタッチャブルのヘッド角度付きネックは、ナット裏付近でネック材とヘッド材を接合するスカーフジョイント方式が一般的ですが、Mary Guitarsでは、ヘッドの先端まで1ピースの材で製作するスタイルが採られている点も特筆です。強度やサウンドの方向性を見定めながら、時間を掛けて少しづつ木材を削って仕上げる手法により、Discoの象徴的な“芯の強さ”、“明瞭な響き”、“伸びやかなサスティーン”を生み出しています。ネックを握った際のグリップ感もコンパクトにまとまっている印象で、ミディアムスケールやショートスケールを好む方にも違和感なくプレイ頂けるかと思います!!
レフティギターの販売に長年携わっていますが、抽象的な音のイメージを具現化する楽器作りにおいて、これほどまで製作者のフィソロフィーがデザイン・演奏性・サウンドに投影されたエレクトリックギターに出会える事は滅多にありません。生産数が少ないことに加え、現在限られた店舗のみでしか販売されていないため、Mary Guitarsをご存じでない方がほとんどかと思いますが、この機会に興味を持って頂けると幸いです。