1977年、コンパクトなカーブド・ボディとスルーネック構造を備えた NS-Bassを発表し、今日に至る“ハイエンドベース”の祖を築き上げた「Spector(スペクター)」。ブランドの創始者 スチュアート・スペクター の楽器に対するユニークなアプローチは、当時フェンダー、ギブソン、リッケンバッカーが主流だったエレクトリックベース界に革命をもたらし、40年以上に渡り世界中のベースプレイヤーの共感を呼び続けています。

古代ギリシア語で“出発点”の意味を持つ本機 “Ethos(エトス)”は、スチュアート・スペクターとネッド・スタインバーガーによって設計されたNSモデルの象徴的な仕様を踏襲しつつ、現代のニーズに呼応させるエレクトロニクスをフィーチュアした最新のHP(Hight Performance)モデルとなっております。

ネックはメイプル(3ピース)、指板はエボニー、ボディのウィング材にアルダーを使用。ナットには ダイナミックなアタックとサスティーンを生み出すブラスを採用。5弦モデルには35インチスケールがフィーチュアされています。

ピックアップは2本のセラミック・バーマグネットを備えたEMG DC(デュアルコイル)を搭載。Darkglass Tone CapsuleのEQコントロールは、Dingwallの創設者シェルドン・ディングウォール氏のアイデアを取り入れた Bass、Mid、Hi-Mid 仕様。Spectorの持ち味でもある“ズビン”とはじける高音を活かしつつ、ワイド且つタイトなローエンドをアウトプットいたします。