クロマチックハーモニカとは?
クロマチックハーモニカは、レバーを押すことによって半音を上げることができるハーモニカです。
レバーを押さない状態がピアノでいう白鍵、レバーを押した状態がピアノでいう黒鍵になります。 どの調子(キー)でも一本で吹くことができるのが大きな魅力です。
クロマチックハーモニカの音域と種類
 
クロマチックハーモニカは、12穴、14穴、16穴の3種類があり、穴数が増えると音域も広がります。
今回は、12穴と16穴のモデルにしぼってご紹介します。
おすすめ① SUZUKI SCX-48
SUZUKI SCX-48 (12穴) 価格はこちらをチェック 音の出しやすさに定評がある日本製ハーモニカです。落ち着いたシンプルな音色が特徴です。SCXシリーズは12穴、14穴、16穴の3種類のラインナップがございます。14穴や16穴の低音の音を出すのは難易度が高く、使う頻度も少ないため、特にこだわりがなければ最初は12穴が扱いやすいと思われます。
プラスティック製のボディで、ドライバーでボディを取り外して水洗いをすることが可能です!プラスティックボディは気密性が高いため、低音部や高音部でも比較的音が出しやすいです。
マウスピースは唇によくフィットする半円状の形状です。丸穴で丁寧に面取りがされており、唇のすべりがよくなっています。丸穴マウスピースは、音が柔らかくです。
サイレンサー SCX-48は、別売りのサイレンサー(
SNB-48 users set)を後付けすることが可能です。
(Shinobix-48は、SCX-48、S-48S、G-48、G-48Wのみ付けることができます。)
なんと、音圧を約80%もカットできます!
サイレンサーが初めから装着されているセット(
SNB-48 full set)もございます。
おすすめ② HOHNER Chromonica 270
HOHNER Super Chromonica 270 (12穴)
価格は
こちらをチェック
HOHNER社、ドイツ製のクロマチックハーモニカです。クロマチックハーモニカの代名詞的存在です。クリアで温かみのある音色が特徴です。
歴史あるモデルで、トミーライリーやラリーアドラーなど世界的な奏者が愛用してきました。12穴のみのラインナップです。
カバー裏面にはHOHNERの歴史を表す刻印がデザインされています。唇止めがあり、唇がしっかりとホールドされます。
伝統的な木製ピアウッドボディです。HOHNERは唯一の木製ボディクロマチックハーモニカを製造するメーカーです。ボディは水洗い不可です。
湿度により変形しやすいので,演奏後は自然乾燥させる必要があります。木製ボディ特有の温かみのある音色を楽しめます。長く人気のあるモデルで、プロ奏者の方も愛用しています。四角穴マウスピースで息がストレートにリードに伝わるため、シャープな音色がします。
おすすめ③ HOHNER Discovery 48
HOHNER Discovery 48 (12穴)
価格はこちらをチェック ビギナーのために設計された,クロマチックハーモニカです。ドイツ製ながらリーズナブルな価格を実現しています。明るく、軽やかな音色が特徴の楽器です。
マウスピースは唇止めがないフラットな形状のカバーです。
深くくわえやく、クラシックでよく用いられる「タンブロック奏法」がしやすいです。
カバー 唇止めがないフラットな形状のカバーです。深くくわえやく、クラシックでよく用いられる「タンブロック奏法」がしやすいです。
プラスティックボディで、ボディは取り外し後水洗い可能です。
マウスピースもプラスティック製です。四角穴で息がストレートにリードに伝わる感じがあり、比較的シャープな音色です。